中には親切で話題豊富な方がいるもので、ポンポンお話を振ってくれる場合がありますね。ありがたいことです。何とかそれに出来る限り食いついて、話を極限まで広げるのが最大限の僕にできることなんですが、正解が見えない問いがある。
「趣味ってある?」
コレです。どう答えりゃいいのか未だに見えない。「趣味ですかー!アレですよね、暇な時間に頑張ってヒマを潰す時に何をしているか、どういうことに手を動かしているかっていう感じのアレですよね!」と、脳みそを使ってるのか使ってないのかよくわからない時間稼ぎをしながら考える。
たぶん僕はそこそこ多趣味な方です。本をずっと読んでて、漫画を読んでて、音楽も聞くし、映画も見る。料理なんかも割に好き。でも、だいたいの場面で読書って答えると、
「どんな本を読むの?」
のコンボに繋がる。これが難しい。本当に話上手で聞き上手な人は、僕のヘタクソな返答も広げてくださるのですが、そんな人は珍しい。
「読書が好き」「音楽が好き」っていうのは、すごくおおざっぱな言い方で、例えば僕の場合は「純文学小説をしこたま読んで、感動するのが好き」ってことなんですけど、これは説明しづらい。仮に説明しても、「お、おう……」で話が終わることが多い。
つまり、あくまで話題を広げるために言っていい趣味は何なんだろう?ということなんですね。料理って言いたいけど、料理=技能だから、場にちゃんと料理好きな人がいるとき、スキル自慢大会みたいになってしまう。あまり聞いてて気持ちのいいものにならないことが多い。
大人数の飲み会なんかで、この趣味の話題が成功しているパターンをあまり見かけたことがない。だいたいが、共通の趣味を持った数人で固まってしまうか、一人がずっと語る方向に傾いてしまい、いまいち「会話」らしくならない。
聞いてて結構成功してるな、と思う趣味としてあるのが、「旅行」。やっぱり、求められるのは共通性なんですよね。各地に旅行してたら、そりゃ色んな場所の話ができるわけだし、土地の事柄って食いつきやすい。
食いつきやすい広がりを持たせるには、やっぱりウソじゃいけない。つまり、旅行が趣味ですって言って、全然どこにも行ってなかったら何の話にもならんということです。僕は国内で行ってる県なんて両手くらいしかない、20代前半の平均くらい。それじゃあやっぱり広がらない。
つまり、話題が広がる方向で知識があること。
オナニーですね。今度から趣味はオナニーでいきます。オナニーの話をすると変態って言われることが多いですけど、男はみんな一回は自分のチンコ加えようとして腰痛めてるからな!忘れんなよ!
趣味がオナニーって言って許されない年齢に差し掛かりつつある。


